2017-04-26

F0431 BAKER PANTS



#14 OLIVE #69 WHITE #42 BEIGE #28 NAVY

FATIGUE PANTSやUTILITY PANTSとも呼ばれるBAKER PANTS
米軍で作業用に使用されたパンツです。
同デザインで白色の物を調理員が穿いた事からBAKER PANTSと呼ばれた
とも言われています。(諸説ありますが)

F.O.B FACTORYは当時と同じものを作るレプリカメーカーでは
ございませんので、スタンスとしましては、旧きを知り、現代のファッションとしての
スタイルを大事に製作する。
(見たことないデザインの服ではなく、古着屋で感動を覚えた旧き良き物をオマージュし
生地、縫製、加工と素材の中での良い物を目指し、現代のファッションとしてのスタイル
をシルエット、ディテールに落とし込む)
事を主としております。

今回のF0431 BAKER PANTSを製作するにあたり、色々な年代のBAKER PANTS
から私達がカッコいいと思えるものをディテールミックスさせています。

まずベースは60年代のBAKER PANTSをベースに製作。
ウエストサイドアジャスター付き。

70年代からのディテールのフロントの開きをZIPPER仕様にして着脱を容易にしています。


また古着のBAKER PANTSは70年代から大量生産による為か、コスト削減や
ディテールの簡素化が見られ、素材がポリエステル混になり、縫製仕様も
手間がかからないロック始末が増え、フラップ、ポケット共、Wステッチから
シングルステッチに変更されたりしています。

やはり私達がカッコいいと思えるのは60年代以前の物になります。
F0431は綿100%のオリジナルバックサテンで、ディテールは60年代以前の
内股、脇側とも巻き縫い仕様の2本ステッチを踏襲しています。


なぜか、

それは穿かれてから2,3年後のパンツの表情を作り出すためのディテールであります。
先述のオリジナルバックサテンの生地の方ですが
50年代前半以降 O.D(olive Drab) オリーブドラブと言われていたミリタリーカラーの色が
OG-107(オリーブグリーン -米軍のcolor code 107)
に変更されました。
その時のOG-107の色味を当時と同じスレン染料(VATDYE)で染め製作した物になります。

VATDYE BACK SATTIN

スレン染めは洗剤に強く、色落ちしない反面、摩擦による堅牢度が少し弱い特性があります。この頃の年代の軍物古着に見られるベースの色は残っているのに
アタリだけ見られるのはこの為で、現代の生地の99%は反応染料で染められている為この現象はおこりません。
(反応染料は色の調整が容易で、好きな色が出せます。スレン染料は濃色の色出しが難しく、熟練の職人でも手を焼く為、衣類では現在、殆ど使用されません。)
 

穿かれて、2,3年後に喜んで頂きたく、この生地を製作し、縫製ディテールはパッカリングの起こりやすい巻き縫いを多用しました。


またシルエットは古着のBAKER PANTSとは全く違い、股上も深すぎず浅すぎずに
緩やかなテーパードシルエットを形成するナローストレートラインです。


素材的に一年中使用できるパンツです。







左側着用2年 右側新品 

一度自分が育てる”古着”も面白いと思います。

2017-04-20

F3379 WORK SHIRTS


F3379 WORK SHIRT PRODUCT

 

60’SBIC MACのシャンブレーシャツに見られた凹凸感を再現したい。

そこからこのPRODUCTは始まりました。
 
 

当時の生地は、物資も少なく経糸の染めた糸を多く使用するより緯糸の

生成りの糸を多く使用する事でコストを下げている様に思います。(予想ですが…)
 

今回のこの生地はそこから、スクエアークロス(経糸、緯糸の打ち込み本数が同じ)

に仕上げました。原綿は米綿を使用し、20/-×20/-(20番の単糸)で構成。

また最初の課題のシボ感、凹凸感は改燃と言われる、糸の撚りが緩む事を利用して

糸の縮みを利用して、凹凸感を出す事に成功しました。

勿論、当時の生地も同じですが、彼らは狙って製作したわけではなく偶然出来た

産物です。生地にてワッシャー加工を行い最高のスクエアークロスが現代に

蘇りました。
※生地感を見て頂く為、横から暖色系のライトを当てています。本来の色はピュアホワイトです。

 
F.O.B FACTORYはこの素材で、B.D SHIRTSCUTWAY SHIRTS

WORK SHIRTSと製作しています。
 

F3379WORK SHIRTSはビンテージディテールも満載ですがシルエットの

パターンメイクに拘りました。定番で、生地も丈夫、長年着用して頂くために

シルエットが格好悪いわけにはいきません。

オーソドックスなスタイルながら、現代のエッセンスも取り込み、ワークシャツながら

スマートな印象のシルエットに仕上げました。

衿は小さめ、着丈もパンツアウトの状態でもきれいに見える裾のライン、

袖巾を細目に製作。肩の収まりも立体的に構築しています。
 

ディテールは60’Sのオーセンティックな2POCKETワークシャツをベースに、

通常よりも細い5mm巾の巻き縫い

で運針を細かくしたデーテールを踏襲しています。

空環仕上げは勿論、作り前立ての環縫い仕様のワーク仕様。背中心のボックスプリーツや

ケンボロにも釦を配し現代的なディテールもMIXしています。
 

白いオーソドックスなシャツだからこそ違いが歴然とあります。

このシャツは非常にタフで何年も着て頂けます。経年変化は勿論、着る人と共に

育っていくそんなシャツに仕上がりました。
 
F3379 WORK SHIRTS
 
http://www.fob-factory.jp/cgi/web/index.cgi?c=products_zoom&pk=176

F0288 VINTAGE TROUSERS

F0288 VINTAGE TROUSERS PRODUCT

 
こんにちは。
 
F.O.B FACTORYの企画を担当しております 礒野 と申します。
 
今回はF.O.B FACTORYの定番商品として製作しておりますF0288 VINTAGE TROUSERS
 
につきましてお話しさせて頂きます。
 
 

42TAN 67BEIGE 28NAVY 14OLIVE
 
現在世の中に溢れているチノ素材はフラットで、大変きれいです。
 

但し、私達が求めるチノ素材はキレイな素材ではなく、古着屋で見た41KHAKI

呼ばれた米軍が第二次世界大戦時に使用していた、粗野感の中に温かみがあり、

立体感のある素材です。
 

そこで、生地のスペシャリスト達と相談し、生地を分析。

まず、織機を調整し、当時と同じ綾崩れ(生地表面が少し荒れている状態)を起こさせ

原綿は超長綿で知られるカメルーンコットンを使用。

染めには現在では殆ど使用されていない当時と同じスレン染料(VATDYE)を用いて

染色。

試行錯誤を繰り返し完成したのがこのF0288に使用されるウエストポイントになります。
綾崩れを起こした凹凸感ある表情
 

41KHAKIのビンテージのトラウザーを元にディテールを構築。

新しい現代の41KHAKIを目指しました。
 
腰裏や袋布は肉厚のスレキを採用。

股裏には力布としてコットンテープを配し強度を出し、テーラーでみられる後ろ袋布

押さえステッチも配備。 


ウエスト裏の腰裏の縫製は飾りではなく当時と同じ一気縫いのチェーンステッチで

パッカリングを出しています。
 

シルエットは1から構築し現代風にアップデートしストレートシルエットの
 
コーディネートしやすいシルエットに仕上げました。
 
 

チノはラフな風合いを持ちつつどこか上品な印象もありますが、このパンツは先述の

通りスレン染料(VATDYE)で染められた生地です。

スレン染料は洗剤に強い反面、摩擦による色落ちがあります。

是非ガシガシと穿いて、洗って、着込んでください。

 


このトラウザーはデニムと同じ育てるトラウザーなのです。

1年後、2年後の表情の変化を楽しんで頂けたらと思います。
 
F.O.B FACTORY F0288 VINTAGE TROUSERS
 
 

2017-02-10

SEWING FACTORY& SEWING MACHINE









A small country town in Okayama prefecture.
We carefully go through each process under the expert craftsmen.
Using sewing machines and molds tailored to the process, one product is born.

JAPAN SELVEDGE DENIM POWER LOOM

video
.Denim produced in Okayama.
Please see the movement of the shuttle.
A power loom, not a high speed loom, can weave only about 50 yards a day.
A more loving expression is born for that.